今年度の反省 アスパラガス
2020/09/11
皆さんこんにちは。栃木県大田原市でアスパラガスとニラの生産、販売をしております佐藤潤一です
今日はアスパラガスも残り僅かとなりましたので、今年の反省を振り返りたいと思います。
今年は去年の反省を活かし窒素成分を極力減らしカルシウム、微量要素等中心で栽培しました。
結論から言うと新たな発見。 アスパラは窒素を比較的必要とする作物と言われますが多ければいいという訳ではなく
あくまで適量であることが重要になります。 それより重要になってくるのが微量要素になります。
窒素が多いと味にえぐみが出たり、徒長して穂先が開いたりと悪影響もあります。今年は定期的に土壌診断を行い土の成分バランスを意識しました。 結果去年より味、品質ともに良い結果となり多くの気づきとなるシーズンでした。
しかしいい事だけではなく、7、8月続いた長雨の影響でいつも以上に病気の発生は多い結果となりました。
農業の難しくもあり面白さはここにあると思います。 成功があれば失敗もありトライ&エラーの繰り返しです。
徹底的に改善点をまとめ、来シーズントライするのが今から楽しみです。