昨年の反省 土作り
2021/03/02
皆さんこんにちは。栃木県大田原市でアスパラガスとにらの栽培、販売をしております佐藤潤一です。
今日は土作りについて昨年の反省を含めた今年の改善点についてお伝えしたいと思います。
昨年はバチルス菌に着眼し、関連する資材を施肥しましたが結論から言うと、いまいち効果が表れませんでした。
私の産地では堆肥を5~10㎝程度散布する農家が殆どで、以前は私もそれが当たり前だと思っていました。
しかし全国の産地を視察しているとそこまで堆肥を入れない産地や全くと言って入れない人も数多く見受けられました。
そこで堆肥について専門書などで探っていくと堆肥にも様々な条件があることに気づきました。
それは微生物が増える条件にも非常に密接しており、今までは堆肥の質に問題があるのではないと仮説を立てました。
今年の変更点としてはまず土壌焼却を徹底して行い悪影響を及ぼす菌を除去した後、バチルス菌資材散布→もみ殻散布(エサ)
→培土→バチルス菌資材散布(上下サンドイッチ)
今年は思い切って堆肥を無くしその分もみ殻をふんだんに散布しました。
これによりバチルス菌がもみ殻をエサに増え病害虫を予防すると期待してます。
この結果が表れるのは5月過ぎになりますが、経過等もお伝えするのでお楽しみに。