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日本の農業の未来

2019/09/06

皆さんこんにちは。栃木県大田原市でアスパラガスを栽培しています佐藤潤一です。

今日は日本のこれからの農業について私の予想を踏まえつつお話します。

現在の農業従事者は平成29年度のデータで65歳以上の割合が66%です。

少子高齢化が進む日本では年々この割合が増えてくると思います。

この先10年、いや、5年の間に昔の名残で続けていた稲作農家などが引退するような動きが起こると思います。

すると当然農地が余ります。一昔前なら余った農地はどんどん借り手がありました。しかしながらここ最近の人手不足に加え、最低賃金の賃上げ、異常気象、消費税増税、これらが今、規模拡大の妨げになっています。

特に私の印象では最低賃金、異常気象、これが一番の打撃です。

既に導入も進み始めていますが、AIによる農作物の管理、機械化による人件費のカットなどがこの先当たり前の農業になるかもしれません。

まとめると、今まで兼業農家や小規模経営でやってこれた農家が、設備投資や売り方を考えないと食えない時代になってくると予想してます。

どんぶり勘定の経営を見直し、シェアできるものはシェアする無駄を最大限にカットするシビアな経営がこれから農家にも求められてくる時代になると思います。