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梅雨明け後の近況

2020/08/30

皆さんこんにちは。栃木県大田原市でアスパラガスとにらの生産、販売をしております佐藤潤一です。

今日は梅雨明け後の近況をご報告したいと思います。

しかし、まぁ 一言で言ってしまえば最悪です。これは全ての農家さんにも当てはまるんではないでしょうか。

去年も梅雨が長かったと思いますが、二年連続はさすがに厳しいです。

作物の成長には光合成が重要で丸二か月これがない状況、それに加え高温多湿で病原菌にとっては最高の環境。

うちも茎枯れ病の発生は例年より多いですが、嬉しいこともありました。それは毎年6月から8月にかけて猛威を振るうアザミウマの発生が異常に少ないことでした。他の生産者さんの間では今年も多いね。との話でしたが、過去一といっていいほど少なく感じました。

理由を考えてみると、今年から取り入れている微生物栽培と、窒素を極限まで減らしたことが虫においてはいい結果に繋がったと思います。 それに加え35度以上の高温でもカルシウムを多用することにより品質面でかなり良くなってる印象があります。

アスパラが収穫できるのも残り3か月となりいよいよ後半戦に入りますが、引き続き健康面に気を付けながら美味しく、安全な野菜を育てて行きたいと思います。