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夏アスパラ 現状

2023/08/10

皆さんこんにちは、栃木県大田原市でアスパラガスとにらの栽培、販売をしております
佐藤潤一です。 久しぶりの更新になってしまいました。

前回の更新から今日までの実績をまずご報告したいと思います。
今年は新しい仲間も増え私の中では集大成の位置付けで栽培面に取り組んできました。
13年間アスパラガスに携わり、幾度の失敗を重ね蓄積してきた知見を最大限発揮することができています。

それも仲間の支え合ってこそ実現できている事だと強く感じます。
この異常ともとれる猛暑の中で付いてきてくれる仲間に心より感謝したいと思います。

さて、アスパラガスについてですが、去年との比較でいうと前年比約130%の収量増となってます。
秀品率もこの猛暑日等を考えると非常によく規格外率も例年に比べると少なく感じます。

考えられる要因としては、水分コントロール、発根剤や微生物資材、アミノ酸によるストレスの少ない環境での生育がこの結果に大きく関連していると考えられます。
そして何よりバイオバランス堆肥の効果により土壌中の微生物が働き、菌根菌と根が共生関係を結び作物に良い影響を与えるため土壌中の養分を効率よく吸収できていることがこの結果に繋がっていると確信しています。

病害虫においても過剰に窒素を与えないため過去一と言っていいほど発生が少なく、来年度の春アスパラの収量増も期待できます。

販売面においては、昨年度に増して取扱店様も増えておりお客様にもリピートしていただいているとの声を頂いております。

また、新たな販売方法として朝採れアスパラを開始しました。朝採れたてのアスパラをその日のうちに大田市場まで運びスーパーで量り売りする売り方です。 二度行いましたがどちらも即日完売で手応えを感じました。

これからの売り方として既存の売り方で経営を行うことは年々厳しくなると思います。

日本においてもインフレが多少進み、可処分所得が減る中で最低賃金も一千円を超えようとしています。

これからはAIや機械化が進むまでの間、採用面で中小企業などが苦労する時代に突入しています。

そんな中で、良い仲間に入社して頂くために人として成長でき、仕事にやりがいを感じ、誇りを持って人生を送れるような

そんな組織作りに励んでいきたいと強く思います。