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アスパラガスの栄養素についてご紹介します

2019/08/21

栃木県の大田原市でアスパラガスを育てる佐藤です。

今回は前回よりも、もう少し詳しくアスパラガスの栄養素について紹介したいと思います。

アスパラガスの約90パーセントは水分と言われています。
炭水化物、たんぱく質、脂質などの3大栄養素もあまり含まれていませんが、アスパラガスには、アスパラギン酸、ルチン、葉酸といった他の野菜にはあまりない栄養素が含まれています。また、ビタミンA、C、E、B群などが含まれています。
さらに、アスパラガス100gあたりのエネルギーは約22Kcal、1本あたりは約5kcalと低カロリーな野菜です。
こちらが、アスパラガスに含まれる主要な栄養素です。

【アスパラギン酸】
アミノ酸の一種で、疲労時にたまった乳酸をエネルギーにかえる働きがあると言われています。最近では、スタミナドリンクの成分として活用されています。

【ルチン】
抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。やせてしまった毛細血管に弾力を与え強くする働きもあると言われています。ビタミンCの吸収を促進する作用もあります。

【葉酸】
妊婦に欠かせない栄養素の一つです。たんぱく質や細胞をつくる際に必要なDNAなどの核酸を合成する役割があります。

日本ではアスパラガスは春と夏にしか収穫できませんので、収穫時期に召し上がって頂ければ幸いです。